【2021年最新】ebay スプレッドシートで利益計算表を作ってみよう!その1使い方編

2021年12月13日

読了時間目安: 2
ebayで使用する利益計算表をスプレッドシートを使って自分で作る方法を紹介しています。今回は使い方について解説。

こんにちは。ゆきです!

今日は利益計算表をスプレッドシートで作る方法を実際のデータを使いながらご紹介していきます!

最後は利益計算表をお配りするので時間がない方は使い方とデータだけでもみていってください!

この記事に向いている方

  • スプレッドシートで利益計算表が欲しい!
  • 作り方を勉強して自分だけの利益計算表を作りたい!
  • とりあえず利益計算表をもらってスタートダッシュを切りたい!
  • 自分以外がどんな使い方をしているのか知りたい!

それではどうぞ!

仕様

完成予定図(画像1)

上記は完成予定です。

こんな感じになるように作っていきますね〜。

各項目の意味はあとでご説明していきます。

仕様説明からいってみよ〜!

使用条件

  • Paypalで売上金を受け取っている※payoneer用に変更済み
  • 日本郵便orDHLを使用して発送予定である
セールスポイント

  • 1つの表で日本郵便とDHLの利益管理が行える
  • ドル円レートは日々自動更新される
  • paypalの手数料を任意の数値に変更可能
  • paypalにおいて自国の銀行に振り込む際の手数料が設定できる
  • 売り上げ入金日と売り上げ出金日の違いによる為替の損益計算ができる
  • 各種割引の設定ができる
  • カテゴリー毎に手数料の数値を変更可能
  • 容積重量の算出ができる
  • DHLにおいて燃油価格を設定できる
  • DHLにおいてESSが設定されている
  • 還付金を足した総合計金額が算出できる
  • 仕入れ値と欲しい利益率から販売金額を逆算できる

使用条件

画像をご覧になると分かるとおりPaypalの手数料を設定するようになっていますので売上金はpaypalで受け取ってるよ!と言うあなたに使って欲しい一品になっております。

僕は日本郵便とDHLを使用して発送しているのでこの2つを利用しているあなたはラッキーです。デフォルトのまま使えますよ〜!

フェデックスや他の配送方法を使用している方はこのあと登場する送料の設定方法でちょこっとだけ手を加える必要があります。

使い方

使い方は至ってシンプル!各項目ではこんなことしてます!

固定費

項目使い方
$/¥Googleファイナンスを使用してその日ドル円レートが自動表記されます
Paypal手数料%Paypalの公式手数料%を設定できます。ご自身のレートに変更してください
Paypal手数料¥Paypalの公式手数料¥40を設定します。
送金手数料*Paypalから国内銀行へ送金する際に発生する手数料を設定できます。
ebay手数料ebayの落札手数料です。カテゴリ番号を入力することで自動変換します。
代行費発送代行を使用している場合に1件あたりの代行費を入力します。他にも経費があればここに入れちゃいましょう〜。
燃油割増料金DHLなどのクーリエを使用している場合に発生する料金です。
*ESSコロナウィルスによる特別料金枠です。
送金手数料(グレー)Paypalの送金手数料をON/OFFできます。入金は今日じゃない!って時に使います。
ESSスイッチコロナが収束しDHLがESSを徴収しなくなった時にON/OFFできるようにしています。

*Paypalから国内銀行へ送金する際に発生する手数料について

Paypalでは国内銀行に送金する際に手数料が発生するのですが、そのレートは独自のレートで開示はされていません。

よって、ゆき調べによると下記の計算値になります。

送金手数料試算手順

  • 2020/11/1(日)のGoogleファイナンスのレートは1ドル104.66円
  • 2020/11/1(日)にPaypalで1000ドル出金手続きをすると受取額は100,996円=1ドル100.99
  • 100.99/104.66=0.96493………
  • 1-0.965*100=3.5%

あっちでもこっちでも手数料引かれて嫌になりますね〜

*ESSについて

DHLがコロナ渦で徴収しているEmergency Situation Surcharge(緊急事態追加金)です。

僕はアメリカ宛に発送することが90%なので500gあたり¥10増えるように設定しています。

割引

項目使い方
別納切手割引後納時の割引率を記載します。※送料に対して掛かるようにしています。
EMS割引EMSを1度に10個以上おまとめすると割引が適用されます。※同上
SAL・eパケット割引1度に10個以上&月間割引を記載します。※同上
獲得ポイント各種ECモールで購入時に獲得するポイントを記載。※粗利益に対して作用します。

重量/容積

項目使い方
カテゴリebayの商品カテゴリーを記載します。何も記載しないと標準の9.15%が適用されます。
売値($)ebayでの販売価格を記載します。
仕入れ値(¥)国内での購入価格を記載します。
重量(g)実重量or*容積重量をドロップダウンリストから選択します。
別送料($)商品代金とは別にebayで送料を設定している場合は記載します。※無記入でもOK
High(cm)容積重量を計算する際の高さを記載します。
Wide(cm)容積重量を計算する際の横幅を記載します。
Deps(cm)Depth(cm)容積ryの奥行きを記載します。※スペル間違っていました。前職建築関係トントントンなのにお恥ずかしいです///
重量(g)幅、奥行き、高さから容積重量を算出しています。
Size(cm)段ボールサイズでよくある60サイズなどのように3辺の合計を算出しています。
別送料($)DHLで送料を別料金制にする際の金額を表示しています。

*容積重量について

クーリエ発送の場合、実重量と容積重量を比較して重い方が重量として適用されます。

詳しい内容は上記の通りですが、今回作成した利益計算表の場合、容積重量は単独で計算するようにしています。

仮に実重量より容積重量の方が大きい場合は容積欄で算出された重量を重量欄の重量へ記載し直しましょう。

利益/還付金

項目使い方
粗利益発送時の送料以外が算出されています。
*発送場所日本郵便ではなくDHLの区分を使用して表記されています。
*発送方法AIRMAILからDHLまで網羅されています。
*実利益全ての利益計算がされた実際の利益です。
*実利益率全ての利益から算出した利益率です。
消費税2020/11/1現在の10%が適用されています。
利益合計実利益+*還付金の合計金額を算出しています。
合計利率実利益+還付金の合計金額から算出された利益率です。

*発送場所について

発送場所はDHLを基準にドロップダウンリストから選択することができます。

DHLでは荷受け人の国(発送場所)を区分という表記で分けているため、該当の区分を選択します。

一方、日本郵便では荷受け人の国を地帯という表記で分けています。

僕の利益計算表では第1地帯は区分1〜3まで、第2地帯を区分4〜5まで、第3地帯を区分6〜7まで、第4地帯を区分8〜9までというように設定しています。

DHLでの送料計算をする際の区分はそのまま使用すれば問題ありませんが、日本郵便の送料計算をする際は該当の地帯に存在している区分を使用しましょう。

例えば、日本郵便で北米に発送したい場合は、区分4〜5を選択すればOKです。

*発送方法について

発送方法は日本郵便の各種発送方法とDHLでドロップダウンリストから選択することが可能です。

当該欄をご自身が発送したい方法に選択して使用しましょう。

ここだけの話ですが、エクスプレスのスペルってExpressじゃなかったっけな・・・

*実利益について

肝心要の利益の計算は以下のようになっています。

実利益=粗利益-送料-代行費※なぜここに代行費だけが単独で存在しているのか。それはここの計算式に組み込むのが楽だったから!!

*実利益率について

利益率は売った商品が売値と利益から見てどれくらい価値がある商品なのか、またはどれくらいのリスクがある商品なのか数値として確認する良い指標になります。

利益率=利益/販売価格*100

例えば、利益が低くてて利益率が高い商品の場合、送料計算を間違えると最悪プラス収支がマイナス収支になる可能性を秘めています。

逆に利益が高くて利益率が低い商品の場合、プレ値化してリサーチ当時の仕入れ値で買えなくなってしまった時などのように少しでも仕入れ値が上昇するだけで利益もマイナスになる可能性を秘めています。

無在庫の場合、薄利多売はとても危険ということですね〜。

結局のところ、利益も利益率も高い商品が最強!

*還付金

還付金とはなんぞや〜とググるとこんなことが書かれています。

海外で消費される「輸出取引」等では消費税は免除されますが、輸出のために仕入れた商品代等(課税仕入れ)には消費税が含まれています。

そのため輸出企業(実際の輸出者)は、確定申告をすることで仕入れ時に支払った消費税額の還付を受けることができます。

JETRO

要するに、海外に販売した商品は商品税を徴収できないけど、あなたが商品を買った時は消費税払ってるからその分返すわ〜ってことです。

還付金はまだ僕はもらえるように手続きをしていないので手続きしたら記事を作成しようと思います。

今回の利益計算表では消費税である10%を仕入れ値に掛けた金額を還付される金額として計算されています。

逆算

項目使い方
仕入れ値実際に仕入れる金額を記載します。
利益率欲しい利益率を記載します。
販売価格仕入れ値、利益率、送料などから販売金額を算出しています。
利益記載した仕入れ値、利益率から実際に得られる利益を算出しています。

※逆算方法について

仕入れ値と利益率を決めて販売価格を決めるいわゆる逆算は下記の式で計算することが可能です。

販売価格=仕入れに必要な金額/利益率

この式を今回の利益計算表に当てはめると下記のようになります。

販売価格=(仕入れ値+送料)/(1-各種手数料利率-利益率)/ドル円レート

※逆算時の送料について

ここで不思議に思った方もいるのではないでしょうか。そう、送料どっから持って来てるの問題です。

発送に必要な送料は実利益から粗利益を引いた金額を送料としています。

つまり、今表内で指定している重量、発送方法、発送場所をそのまま使用していることに注意してください。

参照

項目使い方
売上入金日当該商品の売上があった日付を記載します。
$/¥Googleファイナンスの指標を使用して売上入金日のドル円レートを表示します。
為替損益国内送金日を当日として当日のレートから売上入金日のレートを引いた金額を算出しています。
DHL燃油DHLは毎月燃油サーチャージが変わるのでDHLの燃油サーチャージ確認ページのURLを記載しています。
為替損益とは

例えば、10/1に100ドルの商品が売れてPayPalに入金され10/1のドル円レートは100円でした。

しかし、売上金である100ドルは10/15に国内の銀行へ送金し10/15のドル円レートは105円でした。

ドル円レートとの関係は以下のようになります。

日付$/¥売上金時価
10/1¥100$100¥10000
10/15¥105$100¥10500

この場合、国内銀行に売上を送金せずにPaypalで寝かしていただけで¥500の利益が発生したことになります。

この為替の影響で出来る損益を為替損益といいます。

蛇足ですが、FXはこの為替損益で儲けを出すんですね〜

※注意点

さてここで注意点があります。

もし、為替損益を計算する際は「送金手数料」をOFFにしましょう。

参照の中で算出されているドル円レートはPaypalの送金手数料が勘定に入っていないので送金手数料をONのまま使用している必ずマイナスの値になります。

実際のレート同士で計算しないと為替損益がすごいことになっちゃいます〜

補足

今回作成した利益計算表はこれまで説明した部分を入力部分として扱うなら、以降は計算値の早見表になっています。

利益一覧と送料一覧で各発送方法別に金額を表示させています。

また、数値がマイナスになる箇所は赤文字で表示させるようにしてます。

マイナスと言ったら赤文字表記だよね〜

この利益計算表には数々の計算式がセルに直接打ち込まれていますが、その計算式も一番下に表記しているので間違えて消しちゃったよ〜なんてことがありましたら、計算式を頼りにセルに打ち込んじゃって下さい。

データ配布

だいぶ長くなってしまいましたが、お待ちかね?のデータ配布タイムです〜!ドンドンパフパフ〜

⬇️今回作成した利益計算表は下記リンクよりDLすることができます。⬇️

ebay用2021年利益計算表データ配布

もし使い勝手にリクエストなどありましたら次回にお伝えする利益計算表を作ってみよう!その2作り方編を見てご自分の好きなようにカスタマイズしちゃって下さい!

※追記。2021年4月より日本郵便の海外発送料金が変更されたので、僕の利益計算表も対応しました。

まとめ

いや〜〜〜〜〜。

お疲れ様でした。。。本当はこのまま作り方を解説していくつもりだったのですが、23時から始めて今4時です!!!!

流石にきつい・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。

今回は使い方だけなのでいつものようなまとめではありませんが、ここまでお付き合いしてくださった方には感謝の気持ちを述べたいと思います。

本当にありがとうございました!!!!!それとスペル間違いは気にしない方向で。

それではまた次回!

最後まで読んでいいただきありがとうございました!

2021年12月13日

Posted by ゆき