【国内仕入】ebay輸出でよく使う勘定科目をまとめました【仕訳】
この記事では、ebay輸出をしている方が確定申告をする際に使う勘定科目を消費税の還付金をもらえるように仕訳する方法をまとめています。
- 確定申告を自分で済ませようとしている方
- 自分で済ませたいけどやり方がわからない方
- 勘定科目をどうすればいいのか悩んでいる方
それではどうぞ!
会計ソフト
僕は会計ソフトはfreeeを使っています。
他にもebayプレイヤーに使いやすいと言われている会計ソフトはあるようですが
カスタムしやすい&カスタマーセンターにすぐ繋がるという理由からこちらのソフトを選びました。
とは言っても会計方法なんて全くわからない素人なので最初はある程度のことは自分で調べました。
ただ、そう言った知識不足でも使いやすいように作られていたのでそんなに困ることはなかったと思います。
僕と同じようにすれば、うちの税務署なら還付金もらえます!笑
↓会計ソフトを選ぶ基準について知りたい方はこちらの記事を参考にして下さい。↓
仕訳とは
ここでいう仕訳とは日々のお金の動きを複式簿記で記帳する方法を指しています。
青色申告ですから複式簿記にしなければいけませんが、なんとなく難しそうですよね?
ただ、やってみるとそう難しいことでないです。
イメージで言うと、皆さんも1度はつけたことあるかと思いますが、家計簿ありますよね?
家計簿が単式簿記(白色申告用)で記帳する際に色々とルールが決まっている付け方をするのが複式簿記です。
要はルール通りにすればええんやでって話です。
思ってるほど難しくないですよ!
輸出事業の仕訳
輸出をしている我々は大きく分けて2つの仕訳があります。
1つは国内の仕入れ。
1つは売上金のドル入金です。
前半は何をいつどこで買ったと言うのを発生日毎に記帳していけOKです。
後半はドルを円に変えて記帳する必要があり、何かと苦労するのがここです。
それでは、実際に僕が仕訳をした内容を元に解説してきますので頑張っていきましょう!
国内仕訳
まず大前提としてお金のやり取りがあった日を発生日として記帳します。
クレジットカードの仕入れを行うと未払いや未収益などで購入日と実際の支払日の解離がある場合は
貸方と借方にそれぞれ購入日と実際の内容を記帳して後々消し込まなければならないのです。
僕はこの記帳のやり方がすごく面倒くさいのでやっていません。
よって下記のようなルールで記帳しています。
発生日では特に記帳などはせず、自分の口座からお金を引き落とされたら記帳します。
僕はレシートなどの購入記録は全てクラウドで保存管理をしています。
ここに○月分の〇〇クレジットカード利用分などと明記の上、フォルダを作成してリンクを貼り付けています。
仕入れ勘定科目
仕入や経費で使う勘定科目は以下の通りです。
勘定科目 | 税区分 | 内容 |
---|---|---|
仕入高 | 課対仕 | 商品仕入れ時に使用 |
荷造運賃 | 課対仕 | 梱包資材や国内配送料(着払いなど) |
外注費 | 課対仕 | クラウドワークスなどの外注費用 |
旅費交通費 | 課対仕 | 交通費やコインパーキング代など |
新聞図書費 | 課対仕 | 勉強のための資料や有料サイトの利用料など |
車両費 | 課対仕 | ガソリンやカスタム費用 |
消耗品費 | 課対仕 | 日用品や事務機器など |
地代家賃 | 対象外 | 家賃や月極駐車場など※1 |
水道光熱費 | 課対仕 | 電気・ガス・水道※2 |
通信費 | 課対仕 | ネット・電話・freeeの使用料 |
保険料 | 対象外 | 自動車などの保険料 |
支払手数料 | 課対仕 | 支払い手数料や専門家への報酬など |
会議費 | 課対仕 | 軽い外食費用など※3 |
事業主貸 | 場合による | 事業用の資金を私的に利用する時。使途不明金なども可 |
家賃は自分でカスタムしないと税区分が対象外にはなっていないので気を付けましょう!
勘定科目 | 税区分 | 内容 |
---|---|---|
仕入戻し高 | 課対返 | 仕入商品のキャンセルや返品時に使用 |
外注費戻し高 | 課対返 | 外注費のキャンセルで返金された時に使用 |
雑収入 | 対象外 | 営業利益以外の収入。キャッシュバックなど※4 |
事業主借 | 場合による | 私的な資金を事業用に使った時。使途不明金なども可 |
- ※1 自宅で行っている場合の家賃は消費税はかかっていないため税区分は対象外になります。
- ※2 専用の事務所などを借りていなくて自宅で行っている場合は、家事按分します。
- ※3 軽減税率8%が適用されているかレシートをよくみて記帳しましょう。
- ※4 カードのキャッシュバック系は税区分対象外です。
とまあ、国内仕入で使う勘定科目はこの程度しかありません。
時と場合によってこの勘定科目を使い分けていけばOKです。
ただし、いつもいつも事業用のカードで支払いができるわけではありません。
プライベート資金(お財布)から立て替えることもあると思います。
そんな時はfreeeではこのように仕訳します。
「取引」→取引の一覧・登録から上記の画面を出します。
- 収支で収入か支出を選択
- 口座でプライベート資金を選択
- 発生日で支払いを行った日付を入力
- 勘定科目で正しい科目を選択
- 金額で支払った金額を入力
- 詳細登録からレシートなどを添付
ここで重要なのは、プライベート資金を選択することで貸方の勘定科目が事業主借になっていることです。
口座や勘定科目に現金もありますが、事業主借(プライベート資金)として支払ったものは必ずプライベート資金を選択しましょう。
プライベートのお金がカードでも現金でも関係ないですよ!
事業主借
事業主借を使用する時は上記の通り、プライベートの資金で支払いをした時と、もう1つあります。
それは口座連携していてプライベート資金を事業用口座に入金した時です。
口座連携をしているとそもそもプライベート資金を選択したりすることはないので勘定科目で事業主借を選択します。
ちなみに税区分は入金なので「対象外」になります。
事業主貸
事業主貸を使用する時は事業用の資金をプライベート資金として利用した時です。
上記の画像は口座振替をしたときのものですが、勘定科目で事業主貸を選択しています。
資金移動なので税区分は対象外です。
また、事業主貸と借は使途不明金にもよく使います。
どう調べても何に使ったかわからないものが出てきてしまった場合は、事業主貸と借を使用します。
税区分は対象外にします。
使途不明金なので間違ってもこの科目で還付金をもらわないようにしましょう。
まとめ
いかがでしたか?
仕訳的には正直そこまでやることは多くないです。
間違っていても税務署で見てもらえば問題ないですし、この程度の作業で何万円も払って税理士にお願いするのは馬鹿げていると思います。
まだあまり売り上げが立っていない方はこの機会に是非、仕訳方法を覚えてしまいましょう!
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